東京の街並み

最近噂の虎ノ門ヒルズというところを少し覗く機会があった。
綺麗だ。ガラス張りの建物は空の色を反射して、中に入っているテナントはきらびやかだ。
目の前の環状2号線は電柱がなく、広々としている。近頃東京はどうも電柱を無くしたがっているらしいのであるが、どうも落ち着かない。なんか空が広すぎるのである。確かに清々しくて綺麗で近代的な街並みになるのであろう。大手町とか丸の内とかのように。
しかし同時になんか空虚感を覚えてしまう。何もなくて、整然としている街並み。言ってみれば無機質な空間。
僕はそれよりは地元の商店街のように空では電線が絡まり合い、看板は乱立し、店は昔のままの佇まいである方が好きなのだ。人間の生きている熱の様なものが感じられる。活気が感じられる。
そんな商店街に魅力を感じている人が多いから下北沢とか三軒茶屋とか、ああいった商店街ベースで発展している街が人気なのだろう。新しいビルなんてものは注目度がだんだんと落ちていくが、前述した街などはむしろ最近も衰えることないパワーがあるように思える。
なんとなくアジア的な雰囲気がする東京のカオスな商店街が僕は好きなのだ。
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