梶ヶ谷駅から始まる暗渠④ [暗渠(いろいろ)]

ということで、南武線の踏切をすぎ、そのまま進んでいくと、

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いかにも水路跡みたいなグネグネした道が広がっています。
(すいません。昨日も書きましたが、今日の記事からは単なる暗渠散策という視点で見ていただきたいですw)

そしてもう少し行くと、舗装が右側と左側で違ってきます。左の方が一段高いです。
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このまま進んでいくと、KSPの敷地になり、行き止まりになります。でも手前にはマンホール。水路跡はどうやらまだ続いているようです。
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ここで少し下の地図を見てください。この地図はKSPの周辺の地図なのですが、KSPの敷地に沿って、なんか家々が不自然にカーブしているような気がしませんか?
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現に行き止まりの先はこんな感じ。
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うーん、なんか水の臭いがする・・・ 僕はここを水路跡だと確信し、さらに追っていくことにしました。

KSPの敷地内には、こんな池があるのですが、 暗渠とは関係ないか・・・
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追記
KSPと何度も書きましたが、「川崎サイエンスパーク」の略だそうです。

梶ヶ谷駅から始まる暗渠③ [暗渠(いろいろ)]

さて、昨日書いた交差点は「末長交番前」というこうさてんで、この道に沿ってきたもう一つの暗渠と合流?します。
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↑奥の方が溝の口方面。

自分は歩いてきた暗渠に沿って、交差点を直進します。

直進した後、暗渠はアスファルト舗装の中にふたがところどころにあるというちょっと変わった?暗渠に。
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そして南武線の坂戸踏切に差し掛かります。
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踏切を過ぎると、また道があり、暗渠らしいスペース(奥のワゴン車が止めてある所)があるのですが・・・NEC_0810.JPG

探索した日はこのまままっすぐ進んでしまったんですが、家に帰って地図を調べてみると、
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丸の付いているのが坂戸踏切で、これからまっすぐ行こうとしている道はほぼ直角に交差している道だったんです。とても自然河川の曲がり方とは思えませんね・・・ 完璧にミスですw

ということでここからは別の単なる暗渠探索と思ってください。

梶ヶ谷駅から始まる暗渠② [暗渠(いろいろ)]

さて、少し間が長くなりましたが、

この先も暗渠が続いていきます

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途中には立派な車止めも。

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しばしば畑もあります。直売所もところどころにありました。

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付近の雑木林?からの湧水も集めて、

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と、順調に流れていますが途中で民家の物置みたいになってるところがあってそこは迂回します。

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そしてそのあとも順調に流れ続けて行きます。

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そしてほどなくバス通りと交差するんですが、ここでバス通りと並行して流れている暗渠と交差or合流のどっちかをしているみたいなんですが詳しいことは分からず・・・

交差点を越えたあたりから次回書きます。

梶が谷駅から始まる暗渠① [暗渠(いろいろ)]

夏休みが終わってからというものの、定期テストの準備だとかあと4日に迫った学園祭の準備とかに追われて、更新ができずにいました。

ということで、久しぶりの更新!

今回は、田園都市線、梶が谷駅付近から始まる暗渠を追ってみました。

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梶が谷駅からすぐのところにあるカフェのすぐ横の階段はこんな急な階段。すごい谷です。

そしてこの下にあるのが草の生えた空き地。

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そしてここには石柱が。それによると、昔はここのあたりは池があり、池の谷と呼ばれていた。そして田園都市線の延長計画が出た時に地権者が協議して東急に駅設置と引き換えに土地を売り、そのお金で末長の幹線道路を整備した。ということだそうです。
http://www.snake.ne.jp/~satoyama/2002/2002_11_24/2002_11_23.htm ←ここのホームページに池があった時代の写真があります。

現在は東急の資材置き場となっていて、中には関係者以外立ち入り禁止のようです。

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入口はこのようになっていて、横の網がかかった溝には

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わずかに水が流れています。まだ湧水があるみたい!

さてここから続く暗渠がこれ。
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この暗渠の先をどんどんたどっていきます。(途中から方向を間違えますがw)

弦巻5丁目 [暗渠(いろいろ)]

なんか昨日のニュースで、「世田谷区弦巻5丁目で高い放射線量」とか言っていて、映像に映っていた風景に見覚えが・・・

しかも歩道と車道に段差がある・・・

もしかして水路なんじゃないか?と思い、調べてみるとありましたありました。

日々勝手にお世話になっている(笑)「世田谷の川探検隊」様のホームページ、蛇崩川を扱っているページ(http://tanken.life.coocan.jp/setagaya/jakuzure-1.html)の一番下に「品川用水弦巻村分水」とあるんですが、

ここの写真の風景が今回の騒動の場所と一致していることに気が付き・・・!

やはり偶然とは考えにくい・・・。


北沢川溝が谷支流3(終) [暗渠(北沢川とその周辺)]

久々の更新です(汗)←

さて、井の頭線を越えるあたりからですね。

井の頭線を越えるとこのような空間が。

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周辺の地形と比べても谷底ということが分かります。

しばらくすると暗渠は二手に分かれ、

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こちらは湿気の高いいかにも暗渠という感じの右側ルート。

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ちょっと整備された感がある左側ルート。

そしてしばらく行くと松蔭学園の前の道に当たり行き止まり。

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そしてこの場所、三田用水にとても近い場所なんです。ということで三田用水とつながっていたのではないかと思いネットサーフィンをしていると、あったんです。証拠の画像が!

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地図中、青色の矢印が三田用水、赤で○してあるところが今回の行き止まりの地点です。するとよく見てみると、三田用水と行き止まり部分を結ぶ水路が書いてあります。

と、こんなところでこのシリーズは完結ということで!

北沢川溝が谷支流2 [暗渠(北沢川とその周辺)]

すいません。

夏休みいろいろと忙しくて更新する機会がありませんでした・・・

間が空きましたが前回の続きを。


銭湯の脇のコンクリふたをしばらく行くと、どこが暗渠かわからなくなってしまい・・・

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これかな?

仕方ないので淡島通りを越えてみることに。

淡島通りに面したところに、それとわかる路地があります。
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さすがにこの中を通って行くのは気が引けるので別の道を通って行くと・・・

またもや草が生えた無法地帯w
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そしてこの先ずっと進んでいくと井の頭線の線路を超えるあたりでいきなり
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行き止まりが。

下の写真を見てもらえればわかるように、
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一目でわかる谷になっています。川が流れていたことを、地形はちゃんと覚えているのですね。

次回は井の頭線を越えたあたりから書きたいと思います。

北沢川溝が谷支流 1 [暗渠(北沢川とその周辺)]

けっこう前のことですが、溝が谷支流をめぐってみました。

起点(合流部)からさかのぼります。

はじまりはここ
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公園からスタート。この細い路地をいくと・・

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奥にふた暗渠が。

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こんな狭いところをぬけて・・

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そしてよくお世話になっている銭湯の脇を通ります。

こっからさきは次回、ということで

お知らせ [お知らせ]

すいません。

この一週間、PCの調子が悪く、更新できませんでした。

明日から更新を再開したいと思うのでよろしくお願いします。

羅漢寺川 [暗渠(目黒川とその周辺)]

先週、羅漢寺川の暗渠を探索してまいりました。といっても二回目ですが。

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暗渠への入り口。ちょうど下目黒5丁目あたりかな。

羅漢寺川は、僕に暗渠に対するきっかけを持たせてくれた川です。中2の時、ボランティア活動が夏休みの宿題で僕はこの川の近くにある下目黒住区センターでおじいちゃんおばあちゃんたちの世話をするというボランティアをやることになったのですが、そこに行くとき、「入谷橋」というバス停を見つけ、「なぜこんなところに橋もないのに橋と名のついたバス停があるんだろう」と思っていて、ちょうどボランティア先のおじいちゃんに聞いてみると、「ああ、羅漢寺川の橋ね。」と即答。僕はそのときから川に対する興味をもちました。
最初は「川なんてないじゃん」とか「暗渠ってじめじめしててきったねえw」とか思っていたものも、今は趣味の対象にw

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そしてそのときのおじいちゃんに「湧水があるんだよ」といわれ、言っていた所にあったのがこの湧水。それまでは「東京に湧水なんかあるわけねーじゃん」とか思っていましたが、これを見た瞬間から湧水めぐりも趣味に。「こんなコンクリートの崖から・・・すげぇ」と思いましたね。


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